今日は、2月28日。あっという間に2月も終わりですね。

 

私ごとですが、今日は結婚記念日なんですな。正確に言えば、2月29日に結婚したのですが、

今日で丸15年経ちました。

 

15年前は、長野県に住みながらも、私の父が闘病中だったため、看病のために栃木県に帰っていました。

結婚式も父が住んでいた栃木県で行わせてもらって。

衣装合わせも一人。夫の衣装に至っては、「黒、白、グレーどれにする?」みたいな感じで決めました。

いや、懐かしいな。

 

結婚式の3ヶ月前に母を亡くしていたので、どうにかして父だけでも生きているうちに結婚式を見て欲しかったのです。

 

当日どうにか無事に結婚式も終わって、さて、私はどこに帰るのだろうと思いました。

本音としては、父を置いて長野に行くことはとても後ろ髪を引かれる思い。

でも、父は長野に行け、と言います。

嫁に行った翌日から実家に戻っていたらいけない、という思いもあったのでしょう。

結婚式の翌日、私は実家に立ち寄らずそのまま長野に戻りました。

 

結婚したからね、仕方ないよね、という思いと

それでも後ろ髪を引かれる思いと

そうは言っても、新しい生活楽しい!バンザーイ!という思いと

複雑な心境で過ごしていたある日、

 

「今、塩尻インターにいるけど、これからどっちに行けばいいの?」

父からの電話。

そう、結婚式後1週間も経たないうちに、父親が一人で車で栃木から長野に突然来たのです。

 

しばらく滞在して、父はまた帰りました。

幸せなひとときでした。

結局はその後、体調が悪化し、私もまた栃木に戻り看病させてもらいました。

看病の時間があるということは、ある意味幸せなことです。

当時はそんな風には思えず、毎日苦しかったですが、今思えば宝物の時間。

 

そうして看病が終わり、家の片付けも終わり、長野に戻ってから通常の日々が続いた時、

私は、どんと落ち込みました。

春がきたと感じては落ち込み、朝日が美しいと思えば落ち込み、人の笑顔に落ち込みました。

通常の生活はできていましたが、父と母の所に行きたい、と思うこともありました。

今考えれば、うつっぽい状態だったのだと思います。

当時は、あまり心療内科や精神科が今ほど身近ではありませんでしたので、

良く分かっていませんでしたが・・。

夫の支えがあったから、周りの人の支えがあったから、なんとか自分は過ごせていました。

 

そうして1年後、私は精油に出会いました。

通常通り過ごしていた生活の中でも、心は壊れないように必死に固まっていた、

そんな状態だった心を、香りは一瞬にして溶かしてくれました。

衝撃的な出会いでした。

 

私にとって、アロマテラピーとの出会いは、命を救ってもらったようなものでした。

うつだった、無気力だった、自分を慰め、癒し、立ち直らせてくれたもの。

だからこそ、アロマテラピーの店を通して、

そんな傷ついた心、無気力な心、介護や看護で疲れている心、あるいはそれらが終わって立ち直れない時、

育児で疲れ、仕事で疲れ、生きていることに疲れている人に、

一人でもいいから届いて欲しい、と思って始めたのでした。

 

今年は、そんな「届けたい」という思いを、しっかりと形にして

必要だと思ってくださる方に届けます。

どういう形になるかは、まだ模索中ですが、お店以外でも届けられるようにします。

応援してくれたら、嬉しいです。