先日も少し書きましたが、2週間の間で4日間、長野県松本養護学校ひまわり部に訪問して、生徒たちにアロマテラピーを体験する授業を行ってきました。

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言葉にならなくても、香りを感じるのは同じ

4日間終わったので、今回のことについて改めてお話しようと思います。

今回は4日間、1日40分ほどの授業をさせていただきました。

精油を混ぜたオイルを塗布しあい、

先生と、親と、私と、そして時々は生徒同士、との触れ合いの中で、人と人とのコミュニケーションを図る、という目的がありました。

そして、先生からのリクエストで、生徒それぞれにオリジナルオイルを作って欲しい、という要望がありました。

この先生が、以前からぬっくに来て、オリジナルのオイルを作って生徒達に使っていてくださっており、今回の話になったのです。

普段から、アロマを取り入れてくださっていた先生達には、それぞれの生徒達の好みの香りが違うことを経験的に分かっていたのでしょう。

今回対象となった生徒さんたちは、会話をすることができませんでした。そして、体の動作によって意思の疎通を測ることも難しい方もいました。

私は3種類の精油を持っていきました。

初心者にも分かりやすい香り、また疾患を事前に伺い安全性に考慮しました。

私は正直不安でした。

限られた3種類の精油で、ピンとくるものが全員でてくるだろうか。

本当に、好きな香りを判断してくれるのだろうか。

そして、こちらがその判断を、表情からみてとれるのだろうか。

でも、杞憂でした。

常日頃から一緒にいる先生は、生徒さんの反応をすぐ汲み取りましたし、生徒さんもまた、香りの好みを体全身で伝えようとしてくれました。

それは、普段一緒にいない私でも分かるくらい。

顔を背けたり、何度も嗅ごうとしたり、深呼吸したり、顔を歪ませたり、笑ったり、様々な状態で伝えてくれました。

オイルを塗ると、体が動かせなくても呼吸が深くなったり、全身動き続ける生徒がすっと落ち着いて塗布させてくれるようになる、など様々な変化がありました。

体を動かし続けて、手や足のマッサージが難しい生徒には、耳をマッサージしたり、うつ伏せになったり仰向けになったりとする生徒には、臨機応変に背中やお腹に塗布したりしました。

脈拍や体の表面の温度は、塗布前後で全く違っており、先生達も驚かれた様子でした。

私の中では、理解できなくても、感覚的に精油が自然界の産物だと知ってほしい、という思いがありました。

そこで、精油を嗅ぐ前に、植物のミントやローズマリー、レモン、グレープフルーツを持っていき、それを目で見て、触って、香りを嗅いでもらいました。

伝わったかな、伝わっているといいな、と思います。

さて、今回思ったこと。

私自身がこのような取り組みがどんどんできるようになりたいなと思いました。

養護学校や、小学校や中学校で授業に入れず保健室にいる生徒などを対象に、

香りと触れ合う時間を作りたい。

あるいは、子供達に柔軟剤や洗剤などの香りではなく、自然の香りについて伝える場を作りたい。

そのためには、何ができるか、小さなところから、やってみようと思います。

自然の香りはやっぱりすごい。改めて思いました。