こんにちは。温の玉川です。

久しぶりのブログ投稿です。

2020年の4月に12年目を迎えました。わーい。

でもその頃からコロナが理由でお店を完全予約制に変えました。

完全予約制と言っても、ほとんどお客様は来ない状況です。

それ自体は笑っちゃうぐらい悲しいことでしたが立ち止まると、面白いことに、色々と思うことが出てきました。

今日は、そんな話。

 

温は商品の販売と講習会、クラフト作りの3本立てです。

自粛期間中は、講習会は中止とし、クラフトも材料などが手に入りづらい状況になったので商品の販売が主となりました。

でも、商品の販売も温にあるものの多くは、基本的には、色々なサイトで販売されています。

商品が欲しいだけなら、ネットで買うことができます。

そうやって考えていたら、温の存在意義はなんだろうと思うようになりました。

いろいろな良いと思う商品が集まっていて、私自身とても愛着がある商品たちですが、

お店で対面購入する人は、戻ってくるでしょうか。

そんなことはないでしょう。

今まで以上にネット購入する人は増えてくると思います。

温は潰れるな、と思いました。

 

 

そういう風に考えると、私は商品を販売したいのではないという原点に立ち返りました。

商品を通して、自分のことを大切にする時間を、ほっとする時間を持ってほしい、という思いで始めたお店です。

できることならば、ゆっくり時間を堪能して欲しい。

そして、お茶でも飲みながら、ちょっとした雑談とか悩みを話したり、他人の私にだから話せるぐちなんかをこぼしてもらって気分転換して帰って欲しい、そんな風に思っていました。

でも、こんな小さな店でもたまにお客様が重複する時があって、お客様同士がリラックスして話をする空間になる時もあれば、遠慮がちにどちらかが素早く帰る時もありました。

それは、ひとえに私の力不足からきています。

そういう時、私は本妻と浮気相手に挟まれたダメ夫みたいな気持ちになっていたのです。

 

 

だからこそ、今回選んだ完全予約制の形が、本来自分のやりたかった形に近いのではないかと思うようになりました。

お客様にとっては不便かもしれませんが、来てくれたそのお客様一人のために全身全霊を傾けて寄り添いたい。

お茶を出したり、時には疲れている方にハンドトリートメントを受けてもらったり、密な人間関係を持ちたい。

こんな時代だからこそ、心と心で触れ合いたい、と思うようになりました。

 

だから結論、密にします。

ひねくれ者で、やさぐれ者で、引きこもりがちなお洒落ではない店主ではありますが、

誰かと共に優しい時間を過ごしたい、例えその場限りであっても。

 

なので、完全予約制を続けます。

重たいですかね、どうなんでしょう。ご意見ください。

やってみてこりゃダメだと思ったら、また考えます。

 

また、場所や空間にもリラックスしていただける要素が少なかったので、今後は改装も視野に入れて動きます。

年内。やります。

というわけで、私と密になっても良いよ、という方、これからもよろしくお願い申し上げます。